■ 外勤詰所 ■


  外勤詰所とは三菱の管理部の出張所の様な場所で、そのため場所 も島内で最も人通りが多くまた商店も密集している場所(日給社宅 の角や映画館の前など)に造られていました。
  元来詰所は炭鉱労働が納屋制度であった時代に、鉱員のケツワリ (脱走や逃亡)を監視するために設置されたものでしたが、島内で のいざこざなどは派出所(<公共施設>で解説)が必要となるレベ ルの前に、だいたいはこの詰所で解決されたそうです。
  この室内は緑色に着色されていたのだと思いますが、天井部分に

その痕跡がみてとれます。(島内の緑色塗装に関しては『緑なき島』 で詳細解説)

  また他の商店跡では見ることのないフライファンが天井に残って います。
 
日給社宅

■ 賃金支払窓口 ■


  賃金の支払窓口は国内最古のRC造アパート(30号棟)1階の 東角にありました。旧来は、閉山時スナック白水苑があった25号 棟の1階にありましたが、その後老朽化と島民減少のためにあまり 使用されなくなった30号棟の1室へ移転したもので、閉山時まで この場所が使われました。過酷な坑内労働にたいする賃金の喜びは またひとしおだったと思います。
 
 
 
 
 
 
30号棟

 
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