中ノ島は端島から最も近い無人島で、
その大きさは端島の元来の岩礁部分より
もやや大きな島です。
この島も端島同様明治期には炭鉱の島
として三菱の経営下にありましたが(『
黒ダイヤのトンネル』で詳細解説)閉山
後は桜が植樹されて花見が出来るように
なり、また岩海苔採りや釣り場として使
われるようにもなります。
やがて昭和37年(1962)、端島
島内に広がる緑化運動の一環として高島
町は本格的な緑化公園の造成にとりかか
り、遊歩道・展望台・子供用遊戯具を設
置した<中ノ島水上公園>を完成し、以
降閉山まで島民の野外レジャー施設の役
割をにないました。
現在でも地元住民をはじめ釣り客で賑
わってます。
中ノ島俯瞰図
緑地公園に残る休憩室。ウサギも生息している
休憩所裏のブランコと桜
展望台内に残る方位盤
展望台付近からの端島の眺望
■BLOG特集:中ノ島探索記■